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2009年2月20日 (金)

仏教は効くか

仏教は私にはよく効きました。それも釈迦その人の仏教です。

その教えは極めて厳しいが、極めて簡単です。むつかしいことは言っておられない。

日本のお寺の仏教は鎌倉時代にできた宗派の流れのままなので、素人には何がなんだかわからないのが現実です。

四国遍路や仏像研究がブームといってもよい状況ですが、趣味の仏教として楽しむには良い。仏教ごっこです。私もやります。だが私が今言っている仏教(釈迦の教え)とは無関係と思った方が間違わない。

「禅」という映画を見にいったら、満員だったのでびっくりした。宗派の動員がかかっていることがわかる。

道元主役ではドラマは作りにくい。釈迦のことばと違って道元は難解で、高橋監督も苦労しただろう。

病気で死にかかっている(すでに死んでいる)子供をかかえて「たすけてほしい」と、すがる母親に「たすけてやるから、死者を出した事のない家から豆をもらってきなさい」という話は、道元の話ではない。インドの釈迦の話だ。村中回っても、そんな家はない。死を受け入れろという厳しい対処だ。

この話は母親にたいして極めて冷静。今のマスコミなら冷酷という非難をして大騒ぎをするような話だ。世間的な情ではごまかしの対処しかできないことを示している。これが真の仏教。

浄土真宗の御文章でも「朝(あした)に紅顔、夕べに白骨」とあるのは釈迦の仏教が正しく伝わっている例だが、インドの原始仏教では、もっときつい言い方で、どんな美人も鼻汁はたれるし、死ねば肉体はくさっていく。諸行無常であるから、とらわれるなという。実にきびしく指摘されている。

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